前回のお話→ Cebu 宿霧 セブ~① Cebu 宿霧 セブ~② Cebu 宿霧 セブ~③
あれ~ 又途中で放棄してました。
いつになったら、終わるの私のセブ旅行は... はは。
前回、私とP氏はビバリーヒルズの中国寺院を見学し、その後近くのモールで休憩。
出会う人に観光スポットについてたずねたところ、どうやら TOPSという夜景スポットが
有るらしい。
TOPSへ行くには、バイクタクシーと交渉しなくてはいけない。
私たちは一台バイクと話がついた。 (たぶん片道100ペソだったと...)
中型バイクに 3ケツしました。 暗くなった山道をきもちよ~く走ります。
途中には景色が楽しめるレストランなどあり、韓国人で賑わっている様子。
15分から20分くらいかな~?走ったのは...
TOPSにつきました。 展望台です。
入り口で入場料を一人100ペソ払うようにとセキュリティガードに言われました。
私とP氏は500ぺソしか持ち合わせが無く、なんかしらんけど、バイクドライバーが
お釣りの調達にあちこち走っておりました。
まあ、とにかく中に先に入って、買い物でもすればお金も崩れるだろうという事で...
でも、私とP氏は疑問????が有りました。
看板にいくらって書いてないし、見せられたチケットは通し番号でない、他の客の使った半券ぽい。
私とP氏は入り口で他の客が来るのを待ちました。
ガイドさんに連れられて、ツアーで来ている日本人を何人か見ましたが、
この人たちは普通に入場料は払わないので、参考になりません。
で、待っていると、一組のフィリピン人カップル...
あれ、入り口まで来て、彼らは引き返して行きました。
すると、もっと手前に小屋がありました。 真っ暗なので気付かなかったのですが、
そこでチケットを買っている様子。
P氏はそこへ向かってどんどん歩いて行きました。
すると、バイクドライバーが あわてて、
Sir~~~ お願いです。待ってください~~~ お願いです~~
と必死の形相で止めています。
P氏は振り切って、その小屋まで行きました。
小屋はやはり、本当のチケット売り場でした。 通し番号の入った真新しいチケットが有りました。
女の子に料金を聞くと、同じ金額を言いました。
バイクドライバーはP氏に一生懸命話します。
私はガイドの資格を持ってるから、100ペソの入場券が
割引で ***ペソで買えるんです。(忘れました~何ペソだったっけ?)
あなたたちにとって、同じ金額を払うんなら、私を通して買わせてくださいよぉ。
そして差額をくださいよぉ~~~ お願いです~
P氏は...
ふーん。じゃあ、帰りのバイク代100ペソを負けてくれるんだったらいいよ。
バイクドライバー
オオ~ それはないっすよう~ あなたたちにとって、何の損もないじゃない
ですかぁ~
P氏
そうか、じゃあ、もういい。 ちゃんとオフィシャルのチケットを買う。
その方がセブ市に少しでも税金が入って、市の為になるから。
と、私たちはバイクドライバーとセキュリティガードの企みには乗りませんでした。
そうなんです。
バイクドライバー、セキュリティガイド、そしてチケット売り場の女の子 この3人は
管理会社を欺いて、小遣い稼ぎをしていたのです。 最初の目的は二人分の入場料全額を
せしめる...だったのですが、P氏が気付いたので、仕方なく割引分のみの儲けと思ったのでしょうが...
(まあ、フィリピンではこのようなトリックは珍しくないですが)
更に、バイクドライバーはここで、あせりの余りか選択ミスをしました。
復路100ペソを負けたくないばっかりに、私たちから受け取れたはずの差額***ペソまでもが
手に入らなかったのですから.....
正規のチケットを手に私たちはTOPSへ入りました。
そして夜景を楽しみ...
有る店でビールとフランクフルト、スルメなどで一杯やってました。はは。
さっきのストーリーは最高の酒のつまみにもなりました。
それにP氏は今さっきのストーリーをお店のボスに話していました。
こういうのは モンキービジネス と言うのだそうです。
バイクドライバーはもう帰ってしまったので、心配した帰りの交通手段も、
大丈夫とお店のボスが言ってくれました。
バイクのドライバーはいくらでも呼べるから大丈夫だと。
まあ、とにかく、悪を暴いた私たちはご機嫌でその日は帰ったのですが、
P氏は翌日、チケットに書かれていた運営している会社のオフィスに電話して、
昨夜のストーリーを暴露しました。
私たちが通りすがりの旅行者だから できた行為でしょうね。