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        Cebu 宿霧 セブ~④




あれ~ 又途中で放棄してました。


いつになったら、終わるの私のセブ旅行は... はは。


前回、私とP氏はビバリーヒルズの中国寺院を見学し、その後近くのモールで休憩。


出会う人に観光スポットについてたずねたところ、どうやら TOPSという夜景スポットが

有るらしい。


TOPSへ行くには、バイクタクシーと交渉しなくてはいけない。

私たちは一台バイクと話がついた。 (たぶん片道100ペソだったと...)


中型バイクに 3ケツしました。 暗くなった山道をきもちよ~く走ります。

途中には景色が楽しめるレストランなどあり、韓国人で賑わっている様子。


15分から20分くらいかな~?走ったのは...


TOPSにつきました。 展望台です。


入り口で入場料を一人100ペソ払うようにとセキュリティガードに言われました。

私とP氏は500ぺソしか持ち合わせが無く、なんかしらんけど、バイクドライバーが

お釣りの調達にあちこち走っておりました。


まあ、とにかく中に先に入って、買い物でもすればお金も崩れるだろうという事で...



でも、私とP氏は疑問????が有りました。


看板にいくらって書いてないし、見せられたチケットは通し番号でない、他の客の使った半券ぽい。


私とP氏は入り口で他の客が来るのを待ちました。

ガイドさんに連れられて、ツアーで来ている日本人を何人か見ましたが、

この人たちは普通に入場料は払わないので、参考になりません。


で、待っていると、一組のフィリピン人カップル...

あれ、入り口まで来て、彼らは引き返して行きました。 


すると、もっと手前に小屋がありました。 真っ暗なので気付かなかったのですが、

そこでチケットを買っている様子。


P氏はそこへ向かってどんどん歩いて行きました。


すると、バイクドライバーが あわてて、


Sir~~~ お願いです。待ってください~~~ お願いです~~


と必死の形相で止めています。


P氏は振り切って、その小屋まで行きました。


小屋はやはり、本当のチケット売り場でした。 通し番号の入った真新しいチケットが有りました。


女の子に料金を聞くと、同じ金額を言いました。


バイクドライバーはP氏に一生懸命話します。


私はガイドの資格を持ってるから、100ペソの入場券が 

割引で ***ペソで買えるんです。(忘れました~何ペソだったっけ?)

あなたたちにとって、同じ金額を払うんなら、私を通して買わせてくださいよぉ。

そして差額をくださいよぉ~~~ お願いです~


P氏は...


ふーん。じゃあ、帰りのバイク代100ペソを負けてくれるんだったらいいよ。


バイクドライバー


オオ~ それはないっすよう~ あなたたちにとって、何の損もないじゃない

ですかぁ~


P氏


そうか、じゃあ、もういい。 ちゃんとオフィシャルのチケットを買う。

その方がセブ市に少しでも税金が入って、市の為になるから。


と、私たちはバイクドライバーとセキュリティガードの企みには乗りませんでした。


そうなんです。 


バイクドライバー、セキュリティガイド、そしてチケット売り場の女の子 この3人は

管理会社を欺いて、小遣い稼ぎをしていたのです。 最初の目的は二人分の入場料全額を

せしめる...だったのですが、P氏が気付いたので、仕方なく割引分のみの儲けと思ったのでしょうが...

(まあ、フィリピンではこのようなトリックは珍しくないですが)



更に、バイクドライバーはここで、あせりの余りか選択ミスをしました。

復路100ペソを負けたくないばっかりに、私たちから受け取れたはずの差額***ペソまでもが

手に入らなかったのですから.....



正規のチケットを手に私たちはTOPSへ入りました。

そして夜景を楽しみ...


有る店でビールとフランクフルト、スルメなどで一杯やってました。はは。

さっきのストーリーは最高の酒のつまみにもなりました。

Cebu


それにP氏は今さっきのストーリーをお店のボスに話していました。


こういうのは モンキービジネス と言うのだそうです。


バイクドライバーはもう帰ってしまったので、心配した帰りの交通手段も、

大丈夫とお店のボスが言ってくれました。

バイクのドライバーはいくらでも呼べるから大丈夫だと。


まあ、とにかく、悪を暴いた私たちはご機嫌でその日は帰ったのですが、


P氏は翌日、チケットに書かれていた運営している会社のオフィスに電話して、

昨夜のストーリーを暴露しました。


私たちが通りすがりの旅行者だから できた行為でしょうね。

(うらまれたら、撃たれる~~かもです)


TOPS