Palawan①~ Puerto Princesa
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いつもちょっと前の思い出話を公開してしまって ゴメンナサイ~
私の思い出話にお付き合いくださるあなた様に ラッキーな事がありますよ~に! へへ。
さて、フィリピンで4番目にでかい島 パラワン の旅行記パート2 です。
マニラから セブパシに乗って プエルトプリンセサで降りたった私は、次の目的地を目指すために
長距離バスターミナルの有る サンホセ マーケット から ロハス まで VANに乗りました。
せまいVANに他の人たちとぎゅうぎゅうで乗り込んで...
他の人たちは親子や家族で町に買出しに来ていた風です。
そして5時間も山道を... 走る走る。はは。
日も暮れてきたので、山道は真っ暗闇。
正直... こんなとこ、同じところをぐるぐる回っててもわからんやん~
なのに、同乗の人たちは あ、ここで降ります とか言ってて、わかってるみたいです。
降りるときにお金を渡すので、しばし停車して彼らを見送ります。
え、こんな真っ暗な山道で降りるの... 電気がないねんけど...
と不思議なことばかりです。
そして、ロハスの中心地に有る村にたどり着きました。
ここまで来ると、まあ多少の明かりは点っていますね。
そして一人一人のお家までVANは送って行きます。
竹垣の中に可愛いお家が並んでる集落でした。 道は舗装されていないし、狭いのですが
マニラの住宅とは違って 窓に鉄格子なんかははまっていません。 田舎は安全なのでしょうか。
電気もあったりしてまあ、文明的な暮らしをしていそうな感じでした。
夜8時過ぎくらいだったかな。
でも全ての住人は眠っているかのように静まりかえっていました。
いよいよ 私は最後の一人になってしまいました。
マァ~ム どこに行くのですか? 知り合いが居るのですか? あなたはチャイニーズですか?
と、あんまり関係ないことも聞かれ...
え~ あ~ どこか、ペンシオネ(民宿) があればそこへ お願いします。
彼らはちょっとごにょごにょと相談して、
オッケイ~ チャイニーズ レイディ♪
はは。 ま、いつもの事なので。
それにしても ここは、思ってた以上に田舎やなあ。 と不安になりました。
旅人なんか来そうにないので、本当に心配です。 宿なんて存在するんかな?
VANに乗っていた少年二人が、あるペンシオネの中へ案内してくれました。
あ、この子達もやっぱりコミッション取るんだろうな...
なんて思いましたが、私をフロントへ案内すると、速やかに去っていきました。 俗社会に毒されてる
自分を恥ずかしく思いました。 本当にただ親切にしてくれただけなんですよね。
そこは...
長細い部屋にはたてにベッドが並んでいました。
エアコンなしの 扇風機つき、共同トイレ&シャワーで
素泊まり 一泊 350ペソくらいだったかな と記憶してます。
750円くらいですかね。 清潔でしたよ。
翌朝撮った写真です。 なかなか快適そう?へへ。
このお宿は中庭も有ってとても感じがいいです。
お部屋のタイプも部屋からのビューもいろいろです。トイレシャワー付きのお部屋もちゃんと有りますよ~
二階の廊下です。 いい感じでした。
階段を降りて1階へ行くとそこにはまた素敵なPatio(中庭)が有りました。
表通りのビルになっていて、その奥にこんな素敵な中庭が有るので、
外から見たら、どこに有るのかわかりにくいです。 ROVER'S PENSION HOUSE
でも小さい町なので、聞けばすぐわかると思いますよ~
フロントの女の子いわく、オーナーはプエルトで旅行社も経営されてるとか。
朝早く起きて、朝ごはんを食べに行きました。
素朴な道をてくてく。 人も少ないし、トライシケルも少ない。
朝ごはんは BEEF TAPA と 目玉焼き。 さすがにストレスフリーの有機卵はおいしいです。
これにご飯と ネスカフェをいただきました。 多分 60ペソくらいだったかな。150円しないくらいです。
熱いお湯が入ったコップにスプーンとフォークを入れて出してくれました。 消毒してるのね。
でも、ハエがぶんぶんすごいで~ ここ。
私の他に一組の若者カップルが食べてました。
その彼氏が ずーっと私を見るんです。 本当にぶしつけな感じ。
外国人を生まれて初めて見たん? くらいの勢いでした。 はは。 (本当にそうかも)
この村に後2日もいたら、町で私を知らない人はいなくなるのではと思いました。
すぐ有名人になりそうです。 みんな~ 勘弁してください。
そして、チェックアウト後は、どうやって次の目的地に行くのか...聞いたら、ペンションの前の通りにバスが
来るとの事。
次の目的地はさらに北の港町 TAYTAY です。
バスを仕切っている親父さんに挨拶して、バスを待ちました。
ノーエアコンで窓が無いのは別に問題ではありません。 マニラと違って空気がいいので。かえってその方が
うれしいです。
ただ、すごい人が中から降りてきたのと、またバスに乗り込もうとたくさんの人が待っていたので、
ええ~ 私乗れるんかな~? と心配になりました。 昔の中国みたい...(イメージです)
しかも、バスの屋根の上にはてんこ盛りの荷物。
通路にも米とか穀物の袋が詰まれています。 人々はその上を歩きます。 いや~ん お米を踏んで行くなんて。
なんとバスの親方が私のバックパックを持って、中にいる少年に窓から渡して、私の席を確保するように指示してくれました。 じーん。 なんて親切なの。
バスの中はぎゅうぎゅうですが、一応席につけました。 そしてお米の袋に座らなくて済みました。
さあ、バスの旅の始まりです。
続く